3131 シンデン・ハイテックス 決算見込~感想
5月11日にシンデン・ハイテックスが決算発表しました。
2018年3月期の一株利益は312円、配当は年110円です。
翌5月12日は、決算を好感し、一時高値3585円まで上昇しました。
終値は前日+95円、3,330円(+2.94%)でした。
個人的には、四季報以下の内容で物足りない決算でしたが、今期は、一、二度くらい上方修正があると思われます。
理由は以下のとおりです。
①為替差損の解消
第3四半期累計時点では、為替差損は3億ありました。
しかし、第4四半期累計では、為替差損は1.7億まで減少しています。
円安の影響で第4四半期のみで経常利益を1.3億押し上げています。
今期の予想レートは不明ですが、仮に昨年度と同レートでこの傾向が1年続くとする
と、1.3億×4=5.2億の経常利益を押し上げます。
②営業利益率の向上
第3四半期、第4四半期と売上営業利益率を3.9%、4.6%と改善しています。
しかし、今期累計の売上営業利益率は、約2.0%です。
四半期ごとに改善しているのもかかわらず、売上営業利益率が低い予想です。
今期は通年で4.0%の実績を残してもおかしくありません。
そのうえで、私の予想は 営業利益18.6億、経常利益22.5億 当期純利益13.5億 一株利益 約800円←概算計算 くらい目指すのではと考えています。
現時点(3,330円)で配当利回り3.3%ですので、大きく下げても3,000円割れはないでしょう。
とりあえず、第一四半期までに上場来高値である4,345円を目標にして上昇してもらいたいです。
第一四半期のみで、一株利益150円以上稼ぐことができれば、夏過ぎには一株6,000円、時価総額100億越えでしょうね。